
遺言 対談と往復書簡
東日本大震災後、自らの仕事の根本が揺らぐように感じた染織家・志村ふくみが、長年交流のあった作家・石牟礼道子へ手紙を送って始まった往復書簡。折しも、石牟礼は生涯最後の作品として新作能を構想しているところだった。 作家と染織家が新しいよみがえりを祈って紡いだ次世代へのメッセージ。 往復書簡と二度の...
詳細を全部見る東日本大震災後、自らの仕事の根本が揺らぐように感じた染織家・志村ふくみが、長年交流のあった作家・石牟礼道子へ手紙を送って始まった往復書簡。折しも、石牟礼は生涯最後の作品として新作能を構想しているところだった。 作家と染織家が新しいよみがえりを祈って紡いだ次世代へのメッセージ。 往復書簡と二度の...
詳細を全部見る次世代に託す最後のメッセージ 魂の花−緋の舟にのせて 詩人・石牟礼道子と染織家・志村ふくみ。 現代日本への危機感を募らせた二人は、次世代に残したい最後のメッセージを新作能「沖宮」に託した。 「沖宮」は戦に散った天草四郎と生き残った幼い少女、そして、人々の死と再生の物語。 シテは若宗家・金...
詳細を全部見る神よ、われらを救いたもれ石牟礼道子の言葉に乗せて志村ふくみの色がまたたく新作能「沖宮」東京公演の初映像化新作能「沖宮」の舞台スチール写真集に加え、2018年11月の東京公演DVDが付属したDVDブック。DVDの監督は志村ふくみの映像作品「Colors of Life」の牛島悟郎。DVD本編は、...
詳細を全部見る染織家・志村ふくみ、その魂と思いを受け継ぐ娘の洋子と孫の昌司。染めること、織ること、祈ること——それぞれの個性が響き合いながら未来に繋ぐ思いを語る、家族三代の初めての共著。 出版社:河出書房新社 発売日:2019/8/21 サイズ:188×130×18mm
志村ふくみ著『色を奏でる』(筑摩書房)の英訳版『The Music of Color』。志村ふくみ著作の初の英訳版です。 心に響くエッセイと鮮やかな写真で構成された美しい一冊。装丁は、アートディレクターの葛西薫氏。 出版社:出版文化産業振興財団 発売日:2019/4/27 サイズ:220×14...
詳細を全部見る紬織りの重要無形文化財保持者・志村ふくみが次代へむけ、 全身全霊で書き下ろした、染と織の極意『染織伝書』。 出版社:求龍堂 発売日:2013/3/21 サイズ:195×138×22mm
日本、中近東の旅を経て、再び、色の霊力に出会った思いがする。 色の凄みは、ひと目で魂を射抜く感情の燃焼であり、魂の直球である。 響きあう 美と染織の随筆集。 出版社:世界文化社 発売日:2001/10/30 サイズ:217×157×27mm
ここ数年、再び身近に浮かび上がった『源氏物語』。 目に浮かぶのは平安の色であった。平安貴族の御遊の場であった 中院町に三十余年住み、同じ土、水で仕事をしてきた者への 無言の働きかけがあるとしたら、「色」ではないだろうか。 染織家・志村ふくみのエッセイ集。 出版社:求龍堂 発売日:2004/...
詳細を全部見る京都、嵯峨野にある都機工房。 そこには女性ばかり十人ほどの弟子が集い、明けきらぬ朝から冷たい水に布を浸し寒風に糸を晒す。 主催するのは祖母から女手三代にわたり伝統の技を継ぐ著者。 藍建て、襲色目、生糸、高野の霊木・・・・・・ 真の美とは何か、そもそも色とは何なのかを問い続ける日々。 染織の現場...
詳細を全部見る織と文の集大成 植物染料による絹の紬糸をもちいた平織。 その原点を厳粛に守り、美しくうつろう自然の景象、日本の伝統文化を中心とする世界の芸術文化、東西思想・宗教の智慧を深く呼吸し、祈りを捧げるように染め織る。 紬織の人間国宝(重要無形文化財保持者)志村ふくみ自らが選んだ着物の代表作と最新着物を...
詳細を全部見る未来を奏でる着物。 志村ふくみから伝えられた美を生む力をたずさえ、 洋子のアリア《遊楽ぶ着物》の幕が上がる。 出版社:求龍堂 発売日:2011/1/30 サイズ:297×214×14mm