×『芝木好子小説集「新しい日々」特装本』の制作(2021年)
「芝木好子小説集 新しい日々」は小説家・芝木好子さんの没後30年を節目に書肆汽水域(しょしきすいいき)という個人出版社から発行される、時代を超えても古びることのない、芯を持って生きる女性たちの姿を描いた物語を新たにまとめた小説集です。この特装本の表紙となる裂をアトリエシムラが制作いたしました。
アトリエシムラでは、制作やコラボレーション、ワークショップなど、お仕事のご依頼をお受けしています。過去の実績は以下のとおりです。
「芝木好子小説集 新しい日々」は小説家・芝木好子さんの没後30年を節目に書肆汽水域(しょしきすいいき)という個人出版社から発行される、時代を超えても古びることのない、芯を持って生きる女性たちの姿を描いた物語を新たにまとめた小説集です。この特装本の表紙となる裂をアトリエシムラが制作いたしました。
POLA会員向けサービス「THANKS POINT GIFT」。「未来を紡ぐ挑戦」をテーマに、糸を使って表現している作品として、お客さまへ日常にワクワクをお届けするという共通意識のもと、小物入れ『茜格子の小箱』を共同制作しました。愛着を持って使っていくことで上質な暮らしにつながればという思いが込められています。
フィンランドを代表するセラミックアーティスト ルート・ブリュックの回顧展『ルート・ブリュック 蝶の軌跡』に合わせて、アトリエシムラでは2種の特別グッズを制作しました。ブリュックの作品から着想を得た小裂の額装『アッシュ』と、色合わせストール『カレリア』は、北欧特有の静謐で存在感のある色彩世界を表現しています。
小裂の額装『アッシュ』の詳細はこちら
色合わせストール『カレリア』の詳細はこちら
ファッションブランド ミナ ペルホネンとは、ものづくりに向かう姿勢や自然を敬う気持ち、手仕事を通しての内面世界の表現の部分で、和と洋の垣根を飛び越えてお互いの共通点を見つけ、共感しあい、3度のコラボレーションをしてきました。素材感や色味などを両者で考え、新たに生まれた生地で帯を作っています。
写真 : 刑部信人
いつも絹糸を染めているアトリエシムラが、気仙沼ニッティングとのコラボレーションをきっかけに毛糸を染めることに挑戦しました。藍、茜、玉葱、枇杷、桜を使ってアトリエシムラが染めた糸を、三國万里子さんのデザインをもと、気仙沼ニッティングが編み上げ、「mariko」というニットができあがりました。
『アトリエシムラが羊を染めた』の詳細はこちら
古来より、自然の樹葉による茶は薬として健康と長寿の源でありました。草木染めもまた、薬効のある植物で染めたものを身に纏うことで厄除けになると信じられてきました。そのようなつながりから、櫻井焙茶研究所とともに四季ごとのブレンド茶を作っています。春は桜、蓬、桑、夏は枇杷、葛、紅花、秋と冬は藍の葉を用いています。
写真 : 刑部信人
糸井重里さんが主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」が運営する場所 TOBICHIにて、染織ワークショップを中心としたイベントを度々開催してきました。「いつもおもしろいことが、ハングリーに行われている」TOBICHIでの催しを通して、今後もみなさまに新しい価値やよろこびと出会っていただきたいと思っています。
TOBICHIでのはじめての染織ワークショップの詳細はこちら
人の手から生まれるもののぬくもりや、ものづくりの楽しさを伝えたいという思いのもと、アヴリルとの連動企画でワークショップを行いました。制作したミニトートバッグは、自らの手で糸を染め、編んで作りあげたものです。特徴のある糸の素材感や草木の繊細な色合いを目で見て肌で感じられるワークショップとなりました。
写真 : 刑部信人
小・中・高等学校や大学、海外からのスタディーツアー、美術館や民間企業・団体とともに企画した草木染めワークショップをさまざまな内容で行ってきました。開催地はアトリエシムラの拠点がある京都・東京のほか、全国各地です。四季折々の植物や、その地域に根ざした植物を染めて、輝く色との出会いを体験していただきました。