
新年恒例の「しむらの茶小物展」を、本年も開催する運びとなりました。本企画展では染織家・志村ふくみ、志村洋子の作品である裂から制作した、古帛紗、出袱紗、数寄屋袋、懐紙入れを展示販売いたします。植物の豊かな色は、お茶のお席に調和しつつ、彩りを与えてくれます。お茶会だけでなく、日々の様々な場面でもお使いいただけましたら幸いです。
志村ふくみは2026年、102 歳を迎えます。 102 歳は「百二賀(ひゃくにのが)」と呼ばれ、百寿以降、毎年お祝いを重ねるまことにおめでたい習わしです。この特別な年を記念して制作された茶小物の数々を、 ぜひご高覧いただけましたら幸いに存じます。
日時 2026年1月9日(金)〜2月24日(火)12:00〜17:30 水曜・木曜定休、祝日は営業
会場 アトリエシムラ Gallery&School 東京・世田谷
東京都世田谷区祖師谷6-17-7
展示販売内容 古帛紗、出袱紗、数寄屋袋、懐紙入れなど
お問い合わせ tel: 03-6411-1215 mail: gallery@ateliershimura.co.jp

■企画関連イベント
学びの会「志村ふくみの世界を知る」
志村ふくみ『晩禱 リルケを読む』を語る
「私は感ずる、できる」リルケ『時禱詩集』
志村ふくみが70代から書き綴ったリルケの読書ノート、それが『晩禱』の原点です。「私は感ずる、できる」という言葉に励まされ、ふくみはリルケを読み進めました。 彼女はリルケのどこに共感し、何を学び取ったのでしょうか。学びの会では、ふくみの言葉を紐解きながら、私たち自身の内面とも重ね合わせて考えていきたいと思います。
講師 志村昌司(アトリエシムラ代表)
日時 2月7日(土)17:00 〜 18:30
会場 アトリエシムラ Gallery&School 東京・世田谷
参加費 2,200円(税込)
募集人数 10名
※学びの会の一部を後日YouTubeで配信します。
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