
木々が青々と芽吹き、風が薫る季節。自然の恵みを生かして制作した着物をご覧いただく、「アトリエシムラの着物展―風薫る」を開催いたします。
アトリエシムラの着物は、豊かな「自然からの贈り物」。蚕からいただいた艶やかな絹糸を、植物で染め、自然の風景や物語を思い描き、一輪の花に水を与えるように、手機(てばた)で織り上げています。
草木染めの着物に袖を通すこと―それは自然の美しい色彩をまとい、植物の生命力に優しく守られることです。植物の無量の色彩があなたの心を温かく包み、これからの日々を共に美しく彩っていく。そんな生涯寄り添う特別な一着と出会っていただけますように。
今回は、3点の新作着物をお披露目いたします。ぜひご高覧いただければ幸いです。
▪️開催概要
日時 5月2日(土)〜6月23日(火)12:00〜17:30 水曜・木曜定休 ※祝日は営業
会場 アトリエシムラ Gallery&School 東京・世田谷
東京都世田谷区祖師谷6-17-7
展示販売内容 新作の絵羽着物、反物、帯揚げ・帯締め、裂小物など
お問い合わせ Tel: 03-6411-1215 Email: gallery@ateliershimura.co.jp
〈新作着物〉
涼やかな色合いのぼかしや、晴れやかな色の重なりの格子、花を思わせるような紫の着物などをご用意しています。それぞれ単衣のお仕立てもおすすめです。
「睡蓮の庭」
画家モネが晩年を過ごしたジヴェルニーの庭を想わせる一領。池にひらく睡蓮、水面にうつる空と木々、刻々とうつろう光のかげり。にじむように溶けあう色彩のうちに、印象派のまなざしと東洋の自然観とがしずかにかさなる。
「ポンヌフ」
パリのセーヌ川に架かるポンヌフ――「新しい橋」の名を持ちながら、いまもなおパリ最古の石橋として川にたたずむ。明るい格子に組まれた配色が、橋脚をゆらす川面の光と、古都に通うヨーロッパの風情を、一領の着物へとうつしとる。
「菫野」
紫根に染めた紫を、野に咲く菫の花に見立てた一領。春の野辺にすみれが一面咲きほこるさまを、紫根の色がしずかに描き出す。土のぬくもりと、ひそやかに息づく草花の生命力が、着物のうえにそっと宿る。
◼︎関連トークイベント
「アトリエシムラの着物を語る」
志村昌司(アトリエシムラ代表)と制作チーム
自然との対話を通して生まれるアトリエシムラの着物について、代表の志村昌司と着物の制作チームがお話しいたします。
◼︎着物のご試着会
アトリエシムラの着物を纏い、植物の色や紬の風合いを感じていただけるご試着会です。「特別な一着」と出会っていただく時間になりましたら幸いです。普段、着物に親しみのない方もぜひお待ちしております。
*ご予約制となっております。ご希望の日時をお申し込みページからお選びの上、お申し込みください。
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