
このたびアトリエシムラでは、昨年に引き続き、沖縄の琉球藍研究所のお仕事をご紹介いたします。
私たちにとって、藍は、植物がもたらしてくれる色のなかでもひときわ心に残る色です。琉球藍は、かつてインドや台湾、西日本まで広く栽培されながら、いまや沖縄にわずかに受け継がれる、貴重な藍となりました。苗を育て、葉を発酵させ、貝灰を加えて泥藍をつくるまでに、長い歳月と手間が重ねられています。染液はエメラルドグリーンに澄み、糸が空気にふれるたびに、その色はゆっくりと深みを増します。同じ染液でも、気温や天候しだいで色合いは移ろい、化学染料には表せない、一期一会の藍となります。沖縄の海を思わせるその深い色に、私たちは心を惹かれてやみません。
本展では、琉球藍を使った商品の紹介と琉球藍で糸を染める特別ワークショップを開催いたします。
夏の盛りに、涼やかな藍のいろをお届けします。沖縄の染織文化にふれる、またとない機会となれば幸いです。
▪️開催概要
日時 8月7日(金)〜8月25日(火)12:00〜17:30 水曜・木曜定休 ※祝日は営業
会場 アトリエシムラ Gallery&School 東京・世田谷
東京都世田谷区祖師谷6-17-7
展示販売内容 琉球藍の洋服、ファッション小物、琉球藍の染料
お問い合わせ Tel: 03-6411-1215 Email: gallery@ateliershimura.co.jp

◼︎関連イベント「特別ワークショップ—琉球藍を染める—」
企画展にあわせ、琉球藍研究所代表・嘉数義成さん監修のもと、琉球藍で糸を染めるワークショップを開催いたします。沖縄を本場とする琉球藍を、東京の地で体験できるまたとない貴重な機会です。皆さまのご参加をお待ちしております。
会場 アトリエシムラ Gallery&School 東京・世田谷
参加費 19,800円(税込、材料費込)
定員 各回6名(先着順)
詳細はこちら
<琉球藍について>
琉球藍(リュウキュウアイ)とは、沖縄県を中心とした南西諸島で伝統的に栽培されてきた藍の一種で、藍染めの原料となる植物、またその染料や染色技術のことを指します。
琉球藍は、沖縄の伝統と文化を象徴する貴重な資源で琉球の歴史を感じられる魅力を持ちます。 鮮やかで深みのある青色が特徴です。

<監修者プロフィール>
嘉数義成 Yoshinari Kakazu
1984年、沖縄県沖縄市出身。LEQUIOを2009年に立ちあげ、アメリカ軍の払い下げ品をリサイクルしたBAGブランド「MADE IN OCCUPIED JAPAN」、LINENのリゾートウェアブランド「LEQUIO」を開始、県内のリゾートホテルにて展開。2016年、琉球藍の生産事業に着手、沖縄県東村にて琉球藍の生産のため農業に従事。琉球藍の生産の傍、沈殿藍の製造方法の研究に着手、農業から染料の製造まで行う。2019年、星野リゾートが運営する「星のや沖縄」での全館ユニフォームのデザインを担当。2021年、「琉球藍研究所」設立、琉球藍の生産から染色まで一貫した事業を展開。
