【会場変更有】春の販売会「色への祝祭 ―日々のたのしみ―」

【会場変更有】春の販売会 「色への祝祭 ―日々のたのしみ―」

草木の生命で染めて手機で織る。
自然と向き合いながら、京都で制作した着物を展示販売いたします。
特別な日に何を着ようと思い巡らせるとき、
着物がその選択肢のひとつになれたらという想いで価格も見直しました。
ご高覧いただけましたら幸いです。
アトリエシムラ代表 志村 昌司

日程 2020年3月13日(金)~15日(日) 11:00~18:00(最終日のみ17:00まで)

会場 成城さくらさくギャラリー(〒157-0066 東京都世田谷区成城2-15-1)
*会場が成城さくらさくギャラリーから、アトリエシムラ 東京・成城での開催に変更となりました。お越しの際はお気をつけください。
会場 アトリエシムラ Shop & Gallery 東京・成城(東京都世田谷区成城2-20-7)

内容 着物(30万円~)、帯揚げ、帯締め(江戸打ち・ゆるぎ組)、新作の織帯(15万円~)などを新価格にてご用意しています。   

お問い合わせ
アトリエシムラ Shop &  Gallery 京都本店(水曜・木曜定休 11:00~18:00)
tel:075-585-5953 mail:info@ateliershimura.co.jp

 


 

ここでは4点の着物と帯をアトリエシムラおすすめのコーディネートでご紹介いたします。組み合わせの参考にしていただければ幸いです(会場ではその他の着物・帯もお取り扱いいたします)。

 

着物『菜の花』×セレクト袋帯『アーツ&クラフツ』

着物『菜の花』

普段のお出かけにも、ハレの日にも楽しんでいただける着物が出来ました。顔まわりが明るく見え、気持ちまで晴れやかになる着物です。経糸も緯糸も烏野豌豆(カラスノエンドウ)と梔子(クチナシ)です。緯糸は、烏野豌豆の色だけで織る予定でしたが、試し織りで入れた梔子の黄色がぴったりだったため、烏野豌豆と梔子をランダムに織り込むことにしました。春先に、京都・嵯峨の工房の窓から見える畑一面の菜の花。その風景を思い浮かべる一枚です。

 

セレクト袋帯『アーツ&クラフツ』

イギリスのアーツ&クラフツ運動を主導したウィリアム・モリスのデザインから着想を得た柄の袋帯です。『菜の花』と合わせると華やかな装いをお楽しみいただけます。セミフォーマルな場にもおすすめです。アトリエシムラの着物だけでなく、お持ちの訪問着や付け下げ、色無地の着物にも合わせていただきやすい一点です。

 

 

着物『江戸鼠』×セレクト名古屋帯『巻唐草』

着物『江戸鼠(えどねず)』

グレーは茶と並んで最も粋な渋好みの色です。この反物の染料は栗。葉や枝、イガ、実の皮などから色を染めました。草木染めから生まれるグレーの色は数えきれないほど。これが「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)」という言葉の所以です。だからこそ「この色!」という色に出会えるのは運命的とも言えます。ぜひ、ご自身のグレーに出会っていただけたらと思います。濃すぎず薄すぎずのこの一反は、年齢や性別を問わない懐の深さを感じます。

 

セレクト名古屋帯『巻唐草』

トルコの古い絵皿の柄を引き延ばして全体に配置している模様の名古屋帯です。グレートーンの中に赤や青緑の色が入っているので、間延びせず、帯揚げ・帯締めとの取り合わせも楽しめる1点です。『江戸鼠』と合わせると上品でシックな雰囲気に。経糸に紬糸、緯糸に絹糸を使用しているため、帯として締めよい生地感です。

 

 

着物『青藍』×織り帯『芦刈』

着物『青藍(せいらん)』

およそ2カ月をかける藍染めの、一番元気の良い頃の藍で染めています。濃い色の中にも爽やかさや若々しさを感じられます。藍は、古代から日本人の暮らしのそばにあった植物。時間の経過とともに馴染んでいき、人生をともに歩んでくれる色でもあります。アトリエシムラでは月の満ち欠けに沿って藍染めをします。自然の神秘を肌で感じていただける着物です。

 

織り帯『芦刈(あしかり)』

八丈島の織物・黄八丈(きはちじょう)のような黄色は玉葱染めから。そこに緑や茶色の格子を織り込みました。パキッとした色合いの中に柔らかさも感じていただけるのは、格子の縁を繊細にぼかしているからです。色無地着物との合わせだけでなく、あえて縞・格子など柄行のある着物に合わせるのも楽しみ方の一つです。「芦刈」は、平安時代の物語である『大和物語』の説話から名付けました。

 

 

着物『桜会』×織り帯『龍田川』

着物『桜会(さくらえ)』

今までご縁をいただいた日本各地の桜で染めた糸で織りました。まるで桜そのものを愛でているような気持ちになる、大切なハレの日にふさわしい一枚です。桜の色の美しさを純粋に楽しめるよう濃淡のぼかしを繰り返し、アクセントに繋ぎ糸を入れました。「桜会」とは平安・鎌倉時代、桜の花の咲くころに合わせて営まれた法会(ほうえ)です。京都の醍醐寺や賀茂神社が有名で、法会の後には観桜の宴が行われたといいます。

 

織り帯『龍田川(たつたがわ)』

白地に樫(かし)などで染めたグレーを不規則に入れた縦縞に、藍や玉葱の茶色の糸や絣糸、裂いた布などを流れるように織り入れました。どこか懐かしさがあり、雅な印象の格子柄の帯です。「龍田川」は奈良県にある川で、歌人・在原業平(ありわらのなりひら)も「千早ぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは」という和歌を詠んでいます。