ちよう、はたり
¥990
税別
染織家で人間国宝の著者の随筆集。
「ちよう、はたり」とは著者の母が師と仰いだ青田五良の機の音。
柳宗悦の民藝運動に従い、薄暗い土間で一心不乱に織っていた青年の機音が、著者の耳底に甦る。
「物を創るとは汚すことだ」という自戒、そう思いつつも、機へ向かうときの沸き立つような気持ち。
日本の色を残すことへの使命感など、折々の思いを綴る。口絵に井上隆雄の写真を付す。
解説 山口智子
<目次>
はじめての着物
現代における荘厳とは
歌ごころ・色
絵だけの絵の凄さ
ド・ロさま
余白のこと
三つの香炉
インドへ、まっしぐら
消し炭と薬味が財産
生類の邑すでになし、砂田明さんの死〔ほか〕
出版社:筑摩書房
発売日:2009/4/8
サイズ:150×106×14mm
※クリックポストにてお届けいたします。ポスト投函のため日時指定はできません。
※他の商品と一緒にご購入いただいた場合は、所定の送料で、他の商品とまとめてのお届けとなります。